おれは鉄兵/ちばてつや
ちばてつやさんが「週間少年マガジン」に1974年から連載していた作品「おれは鉄兵」です。30年も前になる。
ちばさんの作品で一番有名な「あしたのジョー」は古すぎて良く分からない。(アニメでしか知らない)
「おれは鉄平」から、ちばてつやさんの存在を知った。少年マンガ史上に残る名作です。
ちばてつやさんは、この後も活躍され「あした天気になあれ」や「のたり松太郎」などの傑作を創出されている偉大な漫画家です。
(そういえば最近見かけない気がする・・・)
僕が尊敬する「ちばあきお」さんの、お兄さんでもあります。
埋蔵金を探している親子の話だったが、実家に連れ戻されてからは剣道マンガになった。
そんで最後は、また埋蔵金を探す話になり、船で旅に出るシーンで終わる。
すごく優しい絵、版画のような絵で誰のマネでもない「ちばてつや」独特の絵を描き、ストーリーも泥臭いというか生活臭がするような独特な世界を持っている。
現代の漫画家では絶対に描けない味がする。
これは苦労した人にしか出せない味で「貧乏人」の臭いが染み出してくる。
現代のマンガ家は、ちばさんと比較すれば「成金」のようなものだ。絵からそんな臭いがしてくる。
ちばてつやの作品に登場するキャラクターは全てイキイキしている。頑張って生きているし、人に知られたくないような恥ずかしい行動もしてしまう。決して聖人君子のような優等生は出てこない。
こんな部分にも共感が持てる。人間臭いのだ。
剣道の試合でも相手が吹っ飛んでしまうような奇抜なワザは登場しない。実現可能そうな、でも本当には出来ないワザは登場する。
僕が学生の頃、剣道部で漫画に出てきたワザを練習している人がいたが、バカみたいな動きをしていた(^_^;)
ちばてつやさんって単に”天才” ”巨匠”と表現すると合わない気がする。
”職人”って表現が似合っている。人間国宝に指定されてもイイくらいの熟練した”腕のいい職人”だと思う。
おれは鉄兵...←剣道マンガ最高傑作!
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