サバイバル/さいとうたかお
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1976年から「週間少年サンデー」で連載された「さいとうたかお」さんの「サバイバル」です。
連載当時、日本中に終末思想が万延しており1999年には必ず世界が滅びると確信していた。でも、このマンガを見て「恐怖の大王」が舞い降りる前に日本が巨大地震で滅びそうだと考え方を方向修正した。
ちょうどこのチョット前には小松左京の「日本沈没」も大ヒットしている。関東地方に大地震が来るのは時間の問題と予想されていたが、未だに地震は来ない。
最近では「いつか来るかもしれない」「来ても何とかなるでしょ」「来るものはしょうがない」とか楽観的な考え方が支配している。
「サバイバル」を読んで「サバイバルナイフ」とか「テント」とか「非常食」を常備した人も多いと思う。この頃は、どうにかして”自分だけでも”生き延びてやろうという輩が大量に輩出されている。「アウトドア」ブームだって「サバイバル」に影響された人が住む家がなくなったコトを想定して「慣れておこう」と始まったに違いない。キャンピングカーなどは家が壊れても生活できるようにと準備したものだ。
自分だけでも助かろうという「シェルター」に似た思想だ。
でも、最近感じるのは「非常時」でもなんとか生き延びるのは「ホームレス」ではないか?と感じる。電気もガスも水道も何もない環境で生きている。これこそ「都会版のサバイバル」ではないだろうか。食料に調達方法に工夫があれば完璧だろう。
そういう意味では「ド田舎」に暮らしている年寄りが強い。米や野菜や山菜ならば自給できている。飲み水だってスグそばにあるし酒だって造っている人もいる。
「サバイバル」は大筋では1人の少年が巨大地震で生き残り、家族を探すというストーリーで、連載開始当初は少年1人だけで物語を続けていた。少年の独り言がストーリーの説明だった。でも、登場人物が1人でも違和感なく読者をワクワクさせていたから「さいとうたかお」というマンガ家の力量は大したものだと思う。いろんな「サバイバルテクニック」を使ってギリギリ死なない程度に生きていた。
途中から他の人間も登場するようになるとイマイチおもしろくない・・・何かテーマからズレちゃったように感じた。当初のテーマは「生きる」ことだったが途中から「家族に会う」に変わってしまってた。サバイバルネタが無くなったのかもしれない。
お勧めは1巻~2巻までです。残念ながら現在絶版状態で中古屋でもナカナカ見つかりません。こまめに中古屋さんを廻るしかないと思われます。
サバイバル←生き残りテクニック満載です(^_^;))
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