狂四郎2030/徳弘正也
「スーパージャンプ」に1998年から連載され、ついこの間終了した。かなり面白かったと自信を持って推薦できます。
「週間少年ジャンプ」で「ジャングルの王者ターちゃん」を描いていた「徳弘正也」さんの力作「狂四郎2030」です。
「スーパージャンプ」って雑誌は、昔(10~20年前)「少年ジャンプ」で活躍して、その後消息不明になったか、なりかけた漫画家が多数連載している。どういう意図でつくられた雑誌かはヨク分からないが、大人になった旧少年ジャンプ読者にもう一度みてもらおうという狙いかと思われる。「リングにかけろ」とか「魁男塾」の続編が載っている。
「狂四郎2030」がどんな作品かというと「近未来バーチャルセックスラブロマン冒険記」と勝手に名付けます(^_^;)
最終戦争後の西暦2030年にバーチャルセックスで知り合った男女が、本当に会うために冒険するという、これだけ書くとスゴク下品なマンガだ。
「徳弘正也」さんの作品は絵が汚いし、ウンコが出たり、男性の性器が描かれたりで、間違いなく下品なのだが、青年マンガ誌には合っていると思う。子供向けの少年雑誌だと下品さだけが目立って他のヨイ部分が消えてしまっている感じだった。
青年誌でこれをやっても違和感がなかった。というよりも普通なのだ。当たり前の健康な人間はウンコするし、性器がついているし、セックスもするし、オナニーもする。この部分にフタをする作品が多い中、徳弘さんは恥ずかしくもなく平気で、こんなシーンを描く。
こんな下品なことをする(普通の人がスルことなんだけど)普通の青年が愛する女に会いに行く物語なのだから、「泣けた」・・・二人がはじめて会えた時には涙が出た・・・
←(相棒のバベンスキー。天才犬です。)
時代設定も秀逸だ。よくある近未来映画のようにカッコよくないが、徳弘さん独自の近未来を描いている。
もっと続いて欲しい作品だったが、ダラダラやって人気がなくなってから終わるよりは潔く連載開始からのテーマが完了した時点で終了したのだからスッキリしていて良かった(^.^)
次回作を期待しています。
狂四郎2030←「徳弘正也」の描く近未来!
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