あしたのジョー/梶原一騎・ちばてつや
今更だけど超有名な梶原一騎の最高傑作であるボクシングマンガ「あしたのジョー」です。1968年~1973年に「週間少年マガジン」に連載され社会現象にまでなった伝説のマンガで原作が「高森朝雄」、絵は「ちばてつや」さんです。高森朝雄さんは「梶原一騎」さんの別のペンネームで、当時「週間少年マガジン」に「梶原一騎」さんが原作を担当した「巨人の星」が連載中だったため名前を変えて登場したそうです。
ストーリーは今更なのだが、よくあるボクシングマンガの原型を決定したようなもので、天蓋孤独な少年「矢吹丈」がボクサーくずれの酒飲みオヤジ「丹下段平」に見出され、ボクシングをはじめ世界タイトル戦で戦うまでの話です。ジョーはその後「まっ白に燃えつきた」のでした。
連載当時は、あまりに幼かったためマンガが人気沸騰していた当時の雰囲気は良く知りません。その後アニメで「あしたのジョー」と「あしたのジョー2」が放映され、それからマンガ版を読んだ。多分「がんばれ元気」や「リングにかけろ」の後に読んだような気がする。それで感じたのは「その後のボクシングマンガってジョーのリメイクじゃないか?」っていうこと。ボクシングマンガで表現するべきこと全てをジョーが網羅してしまった感じがする。まぁ「元気」や「リンかけ」も、それなりに面白かったけど、後からジョーを読むと真似っこじゃねえか?と気づいてしまった。
ジョーが少年院に入った時のリンチシーンなんかは、「暴力大将」の入所初日のシーンに応用されてるし、その後のマンガに与えた影響は”大”です。「はじめの一歩」もジョーがなかったら存在しなかったマンガだと思う。
ジョー独自の必殺パンチは無かったが、それに相当するものとして「左ジャブ」をあげる。「えぐりこむようにして打つべし」という単純なパンチだが、全ての基本こココにある。たかが左ジャブをスーパーパンチに仕立て上げてしまったのは、さすが梶原一騎、と感心してしまう。
貧乏人が成り上がるっていうストーリーは「ちばてつや」さんの絵と絶妙にマッチしており、昭和40年代の哀愁が漂いたまりません(T_T)
あしたのジョー←ボクシングマンガの定番ですね(~o~)
※間違いの指摘がありましたので修正しました。なにぶん記憶だけで書いてるもので・・・勉強不足でした。すんません。
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コメント
はじめまして。
こまかいことですが「愛と誠」は75年ごろ
連載開始です。あしたのジョーと梶原原作が並んだのは「巨人の星」(66~71)ですね。
あしたのジョーはちばてつやが作家人生のピーク期に
狙いすまして放った渾身の巨編であります。
エピソードを足してゆく工法ではなく
力石の死までを3年計画で構成を決めてから
描いている。
20分冊の第9巻の描写は絶品です。
>すいません間違えました。修正しておきますm(__)m
投稿: 砂野 | 2005/02/27 20:02