スプリンター/小山ゆう
もうすでに”巨匠”と呼んでも差し支えない存在といえる「小山ゆう」さんの作品「スプリンター」です。「週間少年サンデー」に1984年~1987年に連載された陸上マンガの最高傑作です。
でも「スプリンター」は「小山ゆう」さんの作品群の中では、かなりマイナーな存在で現在では評価が今一、というよりも存在が忘れかけられている。これは他の作品があまりに有名なためかと想像する。「おれは直角」「がんばれ元気」「おーい竜馬」「あずみ」など大ヒット作が多く、その隙間に埋もれたような存在です。
日本有数の財閥に幼い頃養子として引き取られ帝王学を学び、次期後継者だった「結城光」が義父・豪太郎の実の娘「水沢裕子」に出会いスプリンターとして目覚め活躍する話です。
わずか100m、約10秒を、これほどドラマチックに描ける人も珍しい。連載時には「カール・ルイス」や「ベン・ジョンソン」が活躍し、陸上競技が注目を集めていた時期で、足の遅い僕は「スプリンター」を読み100mを走るってこんなことなんだと雰囲気を味わっていた。10秒を切ると光の世界、未知の世界へと突入する。ただ早く走るだけでなく、ほとんど哲学のような世界を描いていました。たったの10秒が長い、長い(^_^;)アニメ「巨人の星」の投球シーンに似ていると思う(^_^;)
100mの世界の独自解釈も良かったが、「小山ゆう」さんの作品によくある親子関係とか青春、恋愛のような人間対人間の描き方が好きです。
ビジネスの世界の描き方は、今ある程度の年齢になってから読むと、今一現実的じゃなく子供っぽいと感じた。でもマンガだからイイかぁ。
スプリンター←まだあった!
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コメント
近々映画版「あずみ」が地上波で放送されますね。
所詮は上戸彩の太股を見る映画かと思い全く興味がなかったのですが、
「あずみ」の友を殺してまで得た剣の重さを
どこまで表現できてるか見てみたいと思います。
>僕も楽しみです。
by taro
投稿: Dice+K | 2005/03/02 02:32