原始少年リュウ/石森章太郎

「石森章太郎」さんの名作「原始少年リュウ」です。
1970年代前半、「石森章太郎」さんの全盛期で数々のヒット作を生み出した、恐らく漫画家としてはノリにノッていた時代だったと、後から彼の作品群を見ると感じます。
子供の頃テレビアニメで知った作品ですが原作のマンガを見たのは、ずーと後のことでした。
1971年に「週間少年チャンピオン」に掲載されており、「リュウ」三部作の第一部-太古編という位置付けのようです。単行本の作者の言葉にそう書いてました。この頃の単行本って250円だったのには驚いた(^_^;)
最初の「リュウの道」は「週間少年マガジン」に1969年に掲載され、これが第三部-未来編ってことです。
で、「番長惑星」が1975年に「週間少年チャンピオン」に掲載され、これが第二部-現代編らしい。
実は、「原始少年リュウ」以外は未だ見たことがありません。機会があればじっくり読みたい作品ではありますが、多分、現在だと入手が難しいかすごい高そう(^_^;)
原始時代、人間が恐竜やマンモスと共存している奇妙な時代に、猿人に育てられた少年が、アトランチス人の実の母を探して旅する物語です。最後は文明の発達したアトランチスに辿り着いて、母親とも無事に再会できるのですが、スグにアトランチス大陸が大地震で海に沈み、リュウとその仲間だけが脱出するところで終わります。母親もこのときに死んじゃいました。
これは記憶が定かじゃないけど、アニメの設定と違う。多分、アトランチス部分がアニメには無かったかと思います。
たった三巻で終わりなんだけど、この時期のマンガにしてはやたら完成度が高いと感じる。「石森章太郎」さんの絵とかコマ割りからは王者の風格のようなものが漂っています。子供向けとか売ることを目的としているんじゃなく、作家が描きたいことを描いているという雰囲気があり、すごい高貴な作品って気がする。この後も大量に描かれた彼の作品よりも、この時代の方が完成されてる気がする。
原始少年リュウ←なぜか新品であった(~o~)一番知名度が高いから?
リュウの道←これは中古しかない(^_^;)
番長惑星←これも中古でした(T_T)
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コメント
アニメ版にはSF部分がなく単に原始時代のドラマです。「リュウの道」のアニメ版が原始少年だと勘違いしてる人がけっこう多いようです。
「リュウの道」には賛否両面があります。
メディア的に精度が最高で、すばらしい作画と
進行であります。ただしアイデアやデザインは
既存SF(猿の惑星・2001年宇宙の旅・トリフィド時代など)の寄せ集めです。しくしく。
「番町惑星」は作画は後半ちょっとフニャッと
なりますが、これは全編的な構成がすばらしい。個人的な殴り合いから超人の集団戦に
スケールアップしてゆくつながりの滑らかさが
気持ちよい。また、現代劇として詩情豊かであり、「終り方がみごと」なのもイイ!
投稿: 砂野 | 2005/04/12 02:38