スター・レッド/萩尾望都
24世紀、未来の火星を独自解釈で描いた、少女SFマンガの到達点といえる作品、「萩尾望都」さんの「スター・レッド」です。
1978年-1979年に「週間少女コミック」に連載されました。
タイトルの「スター・レッド」が女性らいし繊細なネーミングと感じる。少年マンガだと「マーズ」とかになるんだろうなぁ(~o~)火星っぽいんだと「ダイモス」てのもあった。(どちらも「横山光輝」さん。重いよねぇ~)
僕が彼女の作品で感じるのは登場人物や地名のネーミングの素晴らしさだ。主人公の「星・ペンタ・トゥパール」をはじめ「エルグ」、「百黒老」、「黒羽」、「チガヤ」、「サンシャイン」、「源」、「ラーダ・テトラ」、「ベープマン」、「ヨダカ」、「アン・ジュール」、「ラバーバ」、「ピアン」、「カスガ」、「チグル」、「ミュージュ」、…素晴らしい。少年マンガのSFから感じるワザとらしさ、クサさが全く無い。このセンスは女性ならではのものだろう。
過去に流刑地だった火星が地球から忘れ去られ、その後、火星で生まれ育った子孫は髪が白く、目が赤く、超能力を有する!超能力をテーマにしたSFなんだけど、少年マンガのSFで表現されるメカや超科学とかが少ない。積極的に精神世界を描いていて、未来の物語である必要が無いように感じる。赤い星の独自解釈なんかは感動的である。
この時代だと男性の描くSFも大流行だったけど、「萩尾望都」の描くSFを見てしまうと、男がいかに幼稚で単純かを自覚してしまう。女性の精神世界は、ものすごく深い!
男とは別の生き物って思います(^_^;)
スター・レッド←少女SFマンガの最高傑作
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