勝手なやつら/高橋留美子

1980年前後、この時代の女性アーティストは「松任谷由美」さんは「ゆーみん」、「柴門ふみ」さんは「ふーみん」、でっ「高橋留美子」さんは「るーみん」とは呼ばれていなかったが彼女が描く世界は尊敬の意をこめて「るーみっくわーるど」と呼ばれていた。
「るーみっくわーるど2(高橋留美子短編集)」はデビューの1978年から1980年代前半に発表された短編を集めたもので、今見ても笑える抜群のセンスを魅せつけてくれる!
中でも一押しなのはデビュー作の「勝手なやつら」で1978年に新人賞に入選し「週間少年サンデー」に掲載された。これが僕と「高橋留美子」との初めての出会いで、すごいインパクトがあった。それまでは女性が少年漫画を描くことなど絶対に無いと思い込んでいた僕に衝撃を与えたのだ。
他の作品も、もちろん覚えているがデビュー作で一目惚れしたのは「高橋留美子」が最初だった。

「諸星あたる」に似た顔をしている「ケイ」という新聞配達少年の話で、配達中に宇宙人に誘拐されて体内に爆弾を仕掛けられる。それでどうなるかと思ってたらUFOごと半魚人に捕らえられ、またしても体内に爆弾を仕掛けられる。
半魚人の基地から逃げたと思ったらUFOが墜落し地球人に捕らえられる。
「ケイ」は宇宙人だと勘違いされ宇宙人の母船に戻ったら爆発させようと、またまた体内に爆弾を仕掛けられる。
三つの爆弾が同時に爆発すると宇宙が消滅するという結論になり、「ケイ」は宇宙人、半魚人、地球人から守られるという最後だったが、最後の最後まで新聞配達にこだわっていたのが堪らない(~o~)
27年も前の漫画だけど、いまだ作品の細部まで覚えている”超名作ギャグマンガ”で、「高橋留美子」の魅力が濃縮された作品です。個人的には青年誌に進出する前の彼女が好きでした。
るーみっくわーるど←僕的には初期の短編が彼女のベストです。
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