北の土龍(きたのもぐら)/石川サブロウ

画家の青春を描いた名作「北の土龍」です。「石川サブロウ」さんのその後の作品のパターンをつくったように感じます。画家を主人公にした漫画ってあまり見かけませんが、「石川サブロウ」さんはその後も画家漫画を何作か描いてます。
1981年ごろから「ヤングジャンプ」に連載されました。
印刷工場に勤めていた何のとりえもなく暗くて無口な主人公「堂本繁」が絵を描くことによって認められていく話ですが、北海道が舞台になっています。田舎者の僕としては東京が舞台の物語よりも現実的で身近な物語と感じられました。
ライバル「青野」との出会いとか、芸大を挫折する友達とか、同じ時代を生きる仲間達との交流を描いた青春モノでもあります。
特に共感するのは、女性との出会いとか別れが照れくさくて良いですね。僕が20才くらいまでに感じていた女性像とかなり雰囲気が近くて登場する女性キャラには近親感を持ってしまいます。
(その後、女性はそんな甘いもんじゃないという現実を知ることになるのですが…)

←こんな表情が人情味があってイイんですよ。絵だけで見れる漫画家の一人です。
石川サブロウさんの魅力は、やはり柔らかい絵柄だと思います。
作者は、きっと主人公と同じような感性を持っている人物だと想像されます。
北の土龍←もう中古でしか売ってないみたいですね。名作なのに…
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コメント
はじめまして。
千葉県のすばる書店という複合ショップでコミックレンタルを担当しているコミ・レン太です!
teddy0021さんのブログにリンクがありましたので、TBを送らせて頂きました!
もしよろしければ当店のサイトにも遊びに来てくださいね☆
投稿: コミ・レン太 | 2005/09/11 16:44
堂本って、実在の人物がモデルですかね?あるYJ巻末の作者コメント欄で、尊敬する人物は「堂本繁」って書いてありました。それと想像ですが、本作の何話かの扉絵で、割れた鏡を持って堂本が自画像を描いているところがあったんですが、その絵が長髪の青年でした。その彼がどうも年の姿なのでしょうか。
投稿: ねこら | 2007/07/21 08:04