アシュラ/ジョージ秋山

この時期の「ジョージ秋山」さんは凄まじい…
1970年-1971年に「週間少年マガジン」に連載された「アシュラ」です。この作品を「ジョージ秋山」の”最高傑作”と呼んでも差し支えないと思います。
人間の本能とか醜さが行き着く所まで行ったらどうなる?って感じで、読んでから罪悪感とか気持ち悪さが湧き上がってきました。
僕の場合はリアルタイムに読めた作品じゃないけど、その後のマガジンを知る僕としては、よくこんなのが「週間少年マガジン」の載せられたものだと、その時代の特殊性とか漫画家の本気度のようなものを感じます。
小学生の頃に近所のお兄さんの単行本を途中まで読んで挫折した作品でした。(当時だと気持ち悪さでいっぱいになり、続きませんでした(^_^;))

飢饉の時代に人肉を喰らって生きてきた子供「アシュラ」の物語です。
人肉を喰らって発狂しても生きた母親から生まれ、生まれて間もないころ、その母親に焼かれて喰われそうになるが奇跡的に生き延び、獣のように生きていた。
物語の終盤に、少し人間的になってきたように見えたところで、母親に会えたがスグに亡くなり、その死体にしがみついて号泣していた。
「生まれてこないほうがよかったのに…」というセリフで終わっている。
壮絶な作品です。
連載一回目の「少年マガジン」が回収されたり、有害図書に指定されたようです。
アシュラ←かなりの問題作だったようです。
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コメント
マガジンのアシュラは打ち切りで、
16年後にジャンプに完結編が
読み切りとして描かれました。
ハッピーエンドです。
独立した短編としては成り立っていないので、
ジャンプ読者にはわけがわかんなかったと思うけど。
投稿: 砂野 | 2005/10/12 00:24
トラックバックどうもです。銭ゲバのエントリも読ませてもらいました。この頃のジョージ秋山って(あと永井豪も)何だか異様に凄い、と後になってから思いますね。
投稿: donald | 2006/01/08 00:26
トラバいただきます。
昨日「ススムちゃん大ショック」の日記を書いたら、思わず、ジョージ秋山も書きたくなりました。
良い時代だったかも。
投稿: じょじょ | 2006/01/21 12:15
記憶だけなので不正確なんですが
確かアシュラは当時ジャンプでやっていた週間読者賞の作品としてジョージ秋山がその後のアシュラを突然書いたと思います ジャンプ読者にはきっと意味がわかんなかったでしょうね 突然ラストだけ掲載されてもね 確か坊さんが自分の腕を切り落としてアシュラに食えとせまっていたように思う それを食べられなかったアシュラは、最後のページで満面の笑みを浮かべ小坊主となり共に修行の旅に出かけたような気がします
投稿: ヒコタン | 2008/01/01 16:24