真夜中の戦士/永井豪

1974年「週間少年ジャンプ」に掲載された「永井豪」さんの短編「真夜中の戦士」です。1981-1982年、続編が「増刊少年マガジン」に掲載されています。
「記憶のない暗闇から目覚めた時、彼の存在した場所、そこは戦場だった――自分が何者であるのかさえ知らない、11人の戦士たち。彼らの戦争に意味はあるのか?永井豪が放つ近未来的SFストーリー!!」←単行本の帯より抜粋
火鳥ジュンが目覚めた時、いきなり異形の者たちがいる戦場だった。動物と合体したような姿の者やミサイルに人間がくっついてるような者がおり、武器もそれぞれ違っていた。役割が違うという意味のようだった。
火鳥ジュン以外は自分の名前さえ覚えていなかった。
それで、将棋のコマのように戦争が始まり「火鳥ジュン」だけが生き延びた。
途中ラブストーリーがあったり、ミステリー的な謎(自分は誰?何故戦わなきゃならない?)があったりで、結構いい短編でした。

オチは「火鳥ジュン」たちはアンドロイドで、人間の「火鳥ジュン」がゲームを楽しむためにしたことと判明し、アンドロイド「火鳥ジュン」は人間「火鳥ジュン」を殺してしまう。
ここまでは最高の出来でした!
後半は、アンドロイドを人間の娯楽のために殺し合いをさせている未来世界で、人間を殺すことのできる史上初のアンドロイド「火鳥ジュン」をリーダーにして、人間対アンドロイドの戦争が始まるってとこで、第一部が終了しています。(第二部は、無いようです。)
後半はイマイチって感じます。前半のハラハラドキドキ感が薄れちゃって、謎が解けちゃったってことですね。
真夜中の戦士←前半は日本SF史上に残る名作と評価します。
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