狼の星座/横山光輝

1975年「週刊少年マガジン」に連載された「横山光輝」さんの「狼の星座」です。ロボットも超能力も忍者も出てこない、横山作品の分類では歴史物に近いノリの立身出世物語です。
大正時代~昭和時代にかけて主人公の少年「健作」が、日本から飛び出して満州に渡り、馬賊として成り上がっていくまでの物語で、この時代には実際、日本人で馬賊王と呼ばれた人がいたようです。
馬賊とは、盗賊とか山賊に村が襲われるのを守るのが仕事のようですが、「狼の星座」を読んでいくと、何か強盗とあまり変らないことをしているようにも見れます(^_^;)
でも、周囲からは尊敬されているような感じでした。
物語は「健作」が子供のころ病気になるところからスタートしています。でっ、医者に見離されて祈とう師に拝んでもらったら回復し、祈とう師からは、「健作」の人相が「よくいえば人の上に立つ人相 わるくいえば大盗賊になる人相」といわれ、魔よけに六歳になるまで女の子としてそだてられた。
その後、中国に渡りたいがために丁稚奉公に出たり、米騒動で奉公先が焼かれたり、第一次世界大戦の勃発で鉄を売って大儲けしたりと、ナカナカ波乱万丈な展開です。
僕個人としては、「健介」が日本で金を稼いでいた時期がなんだか惹かれますね。
狼の星座←雰囲気的には「どおくまん」の「暴力大将」の真面目バージョンかな?
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