カリュウド/日向葵・望月あきら

1976年-1977年「週刊少年チャンピオン」に連載された「作:日向葵」さん「絵:望月あきら」さんの怪奇漫画?「カリュウド」です。
この時代の少年チャンピオンは”うらみはらします”系の作品が多いですね。「エコエコアザラク」とか「魔太郎がくる」とかありましたが、「カリュウド」は本人の受けた恨みではなく、まったくの第三者の恨みをはらしちゃうという展開でした。
「ああ殺したりねぇ 殺したりねぇ もっと殺してやりゃ よかったんだ」
「世の中にゃ 殺しても殺してもあきたらねぇヤツがウジャウジャいるんだ」
「そいつらを みんな道づれにしてやりゃ よかったよ」
というセリフを残して私刑執行された極悪非道人が物語の発端だ。
絞首刑になる直前に自分の小指を噛み切り、「これをおふくろに届けてくれ」と言って、吊るされた。
この死刑囚の脳が脳腫瘍の少年「北十字良」に全移植され、それからキッカイなことに「北十字良」は悪を感じる力を持つようになる。
(脳を全移植すると前の人格までなくなるような気がするけど、まっ、この時代の漫画だから、細かいツッコミはやめましょう(^_^;))

←悪を感じると、こんな風に脳がビリビリ反応します。
さらに「北十字良」の小指が黒く変色してキメセリフが出る。
「小指が泣いている うらみをはらせと泣いている」
とか、かっこいいセリフを言って、悪を成敗します。
極悪非道の死刑囚の脳が、何故かイイ事をしているという変な矛盾があるけど、ワリとブラックで爽快な内容でした。
カリュウド←北十字良がハンサムで残酷でソソられます。
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